【ツアー紹介】★催行決定★新企画 12/3発 チベット・ラサ オグロヅルと高原の冬の鳥 6日間
珍鳥オグロヅルの半数が越冬するラサ川の谷でチベットの冬鳥を観察・撮影!
ツアー概要
チベット高原で繁殖し、ブータンで(少数は雲南省の高原湖でも)越冬する、というのが、世界で一番高い場所に生息するオグロヅルの常識だと思っていたのですが、実はオグロヅルの半分以上がチベット高原を離れずに越冬していました。意外にもそれはチベットの首都ラサから車で1時間もかからない場所です。オグロヅルの約個体数は約1万羽、そのうち6,500~7,000羽もがラサ川沿いの畑地や湿地で越冬しているのです。観察条件も格段によく、ブータンでは観察地は立入が制限されていてツルとの距離がかなり遠いのに対し、ここでは上の写真のようにぐっと近くで観察・撮影することができます。ラサ谷の標高は約3,700m、厳寒で観察には適さないのではと思って調べてみると、南方であるため夜間こそマイナスに下がりますが、12月の昼間の平均最高気温は9℃。晴天率も高く、雪もほとんど降りません。チベット高原で繁殖する他の鳥も数多く越冬していて、オオズグロカモメは普通種、チャガシラカモメも越冬しています。見事なチベットシロミミキジやチベットヤマウズラ、地域の固有種のオオヒゲチメドリ、さらには各種のユキスズメ類、イワヒバリ類、マシコ類などの留鳥たちも見られます。
ラサへは四川省の成都経由で入ります。市内の快適なホテルに連泊して、毎日、観察・撮影に出かけます。帰路は成都でも半日、越冬中の鳥たちを市内の保護区などに訪ねます。
日比彰(当社スタッフ)
■出現が予想される鳥たち(ラサ周辺)
インドガン、アカツクシガモ、ヒマラヤハゲワシ、オオノスリ、チベットヤマウズラ、チベットシロミミキジ、オグロヅル、トキハシゲリ、オオズグロカモメ、チャガシラカモメ、ベニハシガラス、ムナジロカワガラス、ノドグロツグミ、ノドジロジョウビタキ、カベバシリ、シラヒゲガビチョウ、オオヒゲチメドリ、ハジロユキスズメ、ムネアカイワヒバリ、コウザンマシコ、等。
■出現が予想される鳥たち(成都)
アカガシラサギ、メジロガモ、タカサゴモズ、カヤノボリ、シロガシラ、クロウタドリ、ムネアカヒタキ、ルリビタキ、カワビタキ、カオジロガビチョウ、ダルマエナガ、ズアカエナガ、キバラガラ、キバラシジュウカラ、コイカル、ウスグロホオジロ、コホオアカ、コシジロキンパラ、等。
国名 | 中国 |
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旅行期間 | 2016年12月3日(土)~12月8日(木) |
旅行代金 | 283,000円(東京発着) |
1人部屋追加料金 | 30,000円 |
同行講師 | 日比彰(当社スタッフ) |
最少催行人員 | 10人 |
食事 | 全食事付き(朝食5回・昼食4回・夕食4回)昼食は原則としてボックスランチになります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
全日本空輸をご利用の場合、燃油サーチャージは不要(2016年8月1日現在)です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 | |
他空港発着の設定はありません。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 午後、東京発(飛行機)→直行便で成都へ。【成都泊】 |
2 | 朝、成都(標高504m)発(飛行機)→チベットのラサ(標高3,595m)へ。午前、ラサ着。(車)→市内のラール湿地でバードウォッチング。午後、(車)→市内の公園でインドガンやチャガシラカモメ、オオダルマインコなどを観察します。【ラサ泊】 |
3 | 終日、(車)→ラサ北方の林周周辺で越冬するオグロヅルを観察・撮影。天候がよければチャーラ峠まで足をのばしチベットセッケイやユキスズメ類なども探します。【ラサ泊】 |
4 | 終日、(車)→ラサ南方のシュクセブ尼寺やラサ川沿いでバードウォッチング。チベットシロミミキジやオオズグロカモメ、オオヒゲチメドリなどを観察します。【ラサ泊】 |
5 | 午前、ラサ発(飛行機)→成都に戻ります。昼、成都着。午後、(車)→市内の公園や郊外 の湿地などでバードウォッチング。キバラガラなどの小鳥に始まり、メジロガモなどの水鳥まで、鳥が多いことに驚きます。【成都泊】 |
6 | 午前、成都発(飛行機)→日本へ。午後、東京着。解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:不要。
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- パスポート残存期間:中国入国時6ヵ月以上。
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- ツアーリーダー:講師が兼任します。現地日本語ガイドが同行します。
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- 日本発着利用航空会社:全日本空輸、中国国際航空、中国東方航空、または日本航空。