【ツアー報告】エクアドルアンデス バードウォッチング 2024年11月29日~12月9日
(写真:アンデスイワドリ 撮影:森久美子様)
コロナ後初めての南アメリカへのツアーは南アメリカでも、特に野鳥が多いことで知られる国エクアドルの、アンデスへのツアーでした。いざ訪れてみると、やはり野鳥が多いこと!!特にハチドリ類は宿泊するロッジや訪問先の保護区に専用のフィーダーが設置されているところも多いので、その美しい、繊細な姿をそれぞれの場所で間近にじっくりと観察、撮影できて、それぞれの場所の種も異なるのでツアーを通しての観察種は、実に49種にもなりました。もちろんハチドリ以外の野鳥も豊富で、アンデスを代表するコンドル、アンデスイワドリ、イタハシヤマオオハシ、オオハシゴシキドリなどはもちろん、観察することが難しいアンデスタシギ、キバラハゲラ、ムネアカアリツグミ、シロボシオタテオドリ、チョコモズモドキなどに加え、ジアリドリの仲間も7種も観ることができました。とにかく毎日訪れる場所で、多くの鳥と出逢うことができるエクアドルはやはり「野鳥大国」と呼ばれるだけのことはある、と改めて実感することができました。来年のエクアドルツアーは低地のアマゾンを企画する予定でしたが、より多くの方にこのアンデスの鳥の面白さを体験していただきたく、ツアーから帰国してすぐに現地ガイド、現地手配先打ち合わせをして、来年再びこのアンデスの同コースも行うこととしました。南アメリカは遠いので、行くだけでも大変ですが、エクアドルアンデスはそれだけの価値があると断言できますので、来年はぜひこの素晴らしいバードウォッチングをお楽しみください
田仲謙介