【ツアー報告】インド北部 バードウォッチング 2024年11月10日~17日
(写真:カベバシリ 撮影:木下文生様)
今回、初めて訪れた北インドは、ヒマラヤ山脈が眺望できる美しい環境の中でインド北部やヒマラヤの鳥たちと出会えました。最初に訪れたサットタルでは、オオゴシキドリ、ウオミミズク、セボシエンビシキチョウ、セアオエンビシキチョウ、カワビタキ、シロボウシカワビタキ、オオルリチョウ、キホオカンムリガラなどが次々に出現し、河原に普通にカベバシリがいて驚きました。また、立派なハイドがあり普通の椅子に座って観察や写真が撮れ、ミヤマハッカン、ハクオウチョウ、ノドジロガビチョウ、ソウシチョウ、サンジャク、ヒメアカゲラ、キエリアオゲラ、キアゴガビチョウ、タイワンオナガ、インドカケスなどなど普段はじっくりと見ることが難しい鳥たちがすぐ近くまでやってくるのでみなさんでじっくりと観察、撮影しました。また、周辺を少し歩くだけでヒマラヤキバシリ、ヒメサザイチメドリ、チャバラゴジュウカラ、ノドジロオウギビタキ、ヒメオウチュウ、キバラカワラヒワ、アカマシコ、クロアゴモリチメドリなどをたっぷりと堪能しました。
次に訪れたパンゴットは標高約2,200mでミヤマカケス、ヒマラヤアカゲラ、オジロゴジュウカラ、ヒイロサンショウクイ、ヒメフクロウ、キボウシアカゲラ、ハイガシラコゲラ、セカアウタイチメドリ、カオグロムシクイ、ノドグロイワツバメ、クマタカ、ヒメクマタカ、ヒマラヤハゲワシ、ミヤマヒゲホオジロ、チャバラアカゲラ、キマユガラ、ウスゴシムシクイ、ヤマザキヒタキ、クロアゴモリチメドリ、ミヤマヒヨドリ、チャエリカンムリヒヨドリ、カオグロイソヒヨドリ、チャバネムシクイ、ヒゴロモ、アカチャイワヒバリ、ヒマラヤイワヒバリ、バフマユムシクイ、ズアカエナガなどなどが現れてみなさんでじっくりと観察、撮影しました。また、途中のコシビィラジ川では、ツクシガモ、ヒメヤマセミ、カタグロツメバケリ、インドコビトウ、セイタカシギ、インドアカガシラサギ、インドヒメウなどがたくさんいて盛り上がりました。
最後に訪れたジム・コーベット国立公園は1936年に設立されたインドで最も古い国立公園で、ここではジープで回ります。ここも鳥が多く、シリアカヒヨドリ、コセイインコ、キゴシタイヨウチョウ、コウラウン、オウチュウ、ムラサキタイヨウチョウ、ヒメコガネゲラ、タカサゴモズ、ズグロムクドリ、ヒメオウチュウ、カンムリオウチュウ、ヒタキサンショウクイ、セキショクヤケイ、ツチイロヤブチメドリ、シマシャコ、インドヒタキ、キンメセンニュウチメドリ、シロハラハウチワドリ、インドクジャク、オオサイチョウ、ヒメアオゲラ、オオハクセキレイ、ハイムネハウチワドリ、ムネアカゴシキドリ、ヒメコガネゲラ、スズメフクロウ、ヒイロサンショウクイ、キアシアオバト、インドカンムリアマツバメ、ヤツガシラ、ハチクマ、タカサゴダカ、クロハゲワシ、シロエリハゲワシ、モモアカヒメハヤブサ、クロジョウビタキ、タカグロトビ、ハイガシラホオジロ、インドクマタカ、ヒメマミジロタヒバリ、ムナフタケアオゲラなどが次々に現れるのでみなさん大興奮でした。また、アクシスジカ、サンバー、ニルガイ、ヒマラヤラングール、アカゲザル、キンイロジャッカル、インドイノシシ、インドゾウなどの哺乳類も見られ、ベンガルトラは2分前までいたというタッチの差で見逃がしました。さらに、公園の外の河原では、ハシブトガラス、コサギ、インドトサカゲリ、カタグロツメバケリ、エジプトハゲワシ、キガシラセキレイ、ニシツメナガセキレイ、インドヒメウ、シロエリハゲワシ、ベンガルハゲワシ、ソウゲンワシなどをたっぷりと観察、撮影することができました。
今回、初めてのガイドのヨギ氏とプリンセス氏は、普段は欧米人のガイドをやっているというだけあって鳥を探す速さは抜群で、地元の地を知り尽くしていて、とても気さくな感じのいい人たちでした。また、コーディネーター兼通訳のビノ氏も細やかな配慮でサポートしてくれ、ホテルはどれも綺麗でとても素晴らしいものでした。あまり行く機会のない北インドをたっぷりと堪能することができました。ご参加のみなさま、ありがとうございました。
宮島仁