【ツアー紹介】2025年4月13日発 ボルネオ ネイチャーウォッチング 7日間
東南アジアの野生の楽園ボルネオで、野鳥だけでなく、世界最大の花ラフレシアやオランウータン、テングザルなどと出会う旅!
ツアー概要
マレーシアのボルネオ島は、東南アジア屈指の自然の楽園として名高い場所です。今までは野鳥の観察、撮影に焦点を当てたツアーを行なってきましたが、昨年、ネイチャーツアーを実施したところ、野鳥に加えてオランウータンやゾウなど、ボルネオをを代表する哺乳類や、世界最大の花として知られるラフレシアが開花する姿など、ボルネオならではの生き物たちを楽しむことが出来ました。今回は日程を1日延長して、ムササビやスローロリスなど夜行性の動物たちも探してみたいと思います。
最初に訪れるのは世界最大の花として知られるラフレシアの自生地です。ラフレシアは世界最大の花として名高い植物ですが、ブドウ科の植物に完全寄生する植物のため植物園などの人工栽培下では育てることができず、この大きな花を観るためには自生地を訪れなければなりません。また、開花が数日間だけという花期の短さから「幻の花」とも呼ばれていますが、どこかの自生地では咲いていることが増え、その特異な巨大な花を観ることも以前に比べると難しくなくなってきているといいますので、美しく開いた巨大な花に期待しましょう。
ラフレシアの後はサバ州の東側に広がる熱帯林でオランウータン、テングザルに代表されるボルネオの哺乳類たちを楽しみます。大河キナバタンガン川に隣接したスカウ、ビリットのロッジは、野生動物を観察するリバークルーズの拠点です。ここの目玉のひとつがテングザルで、名前通り大きな鼻をしたオス成獣を中心とした群れをボートに乗りながら探します。さらに、このリバークルーズは野鳥観察にも有名な場所で、迫力あるサイチョウ類、オモチャのようなヒロハシ類、美しいルリカワセミや、コウハシショウビンなどのカワセミ類、長く伸びたくびがヘビを思わせるアジアヘビウなど多種の野鳥が生息しています。そしてサバ州第2の都市サンダカン近郊のセピロクには孤児などで収容されたボルネオオランウータンを野生に還すためのリハビリテーションセンターがあり、野生に還したオランウータンたちに給餌を行なっているので、野外では細部の観察が難しいオランウータンの姿を間近に観察することができます。そして、隣接する森林はバードウォッチングのポイントとしてもよく知られた場所で、野鳥たちが数多く見られるところです。今回はこのセピロクで1泊することにより、夜行性の動物たちも探すことが可能になりましたので、オオアカムササビやボルネオスローロリスなどの姿を探してみましょう。現地ガイドのゲーリーさんはNHKの「ホットスポット」や「ダーウィンが来た」などの撮影コーディネイトをしている、ボルネオの生き物全般に詳しい、経験豊かなガイドです。この機会にボルネオの多くの生き物たちに会いに行きませんか!
■過去のツアー報告
■観察が期待される生物たち
マレーヒヨケザル、ボルネオスローロリス、テングザル、クリイロリーフモンキー、ヒガシボルネオハイイロテナガザル、ボルネオオランウータン、オオアカムササビ、アジアゾウほか哺乳類。ミカドバト、スンダエンビコウ、アジアヘビウ、ウォーレスクマタカ、サイチョウ、ズグロサイチョウ、ルリカワセミ、コウハシショウビン、クビワヒロハシ、クロアカヒロハシなど多種の野鳥。イリエワニ、ミズオオトカゲなどの爬虫類、開花するラフレシア。
※ラフレシアは開花を保証するものではありませんので、予めご了承ください。開花していない場合にはラフレシアならではの巨大なつぼみを観察いただきます。
国名 | マレーシア |
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旅行期間 | 2025年4月13日(日)~19日(土) |
旅行代金 | 497,000円(東京発着) |
1人部屋追加料金 | 58,000円 |
同行ガイド | 宮島 仁さん |
最少催行人員 | 7人 |
食事 | 全食事付き(朝食5回・昼食5回・夕食4回) |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
旅行代金には燃油サーチャージ、空港税等は含まれておりません。ご旅行代金ご請求時に別途、請求させていただきます。マレーシア航空利用の場合、燃油サーチャージ、空港税は約40,000円(2024年10月10日現在)です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 午前、東京発(飛行機)→中継地のクアラルンプールへ。 夕方、飛行機を乗り換えてボルネオの玄関口コタキナバルへ。夜、コタキナバル到着後、ホテルへ。【コタキナバル泊】 |
2 | 朝、世界最大の花ラフレシアの花を観察に向かいます。※直前の開花状態によって訪問地を変える予定です。 午後、東海岸のキナバタンガン川沿いまで移動します。夕食後にナイトクルーズに出掛けて、夜行性のフクロウ類や 哺乳類を探します。【スカウまたはビリット泊】 |
3 | 終日、キナバタンガン川沿いのロッジに滞在し、午前中と夕方のリバークルーズを行い、キナバタンガン川沿いの 野生生物を観察します。テングザルはもちろん、運が良ければ野生のオランウータンやボルネオゾウとの出会いもあるでしょう。【スカウまたはビリット泊】 |
4 | 朝、最後のボートクルーズで野生生物を観察します。昼、サンダカン近郊のセピロクまで移動します。午後、到着後セピロクの森でサイチョウやクビワヒロハシの姿を探します。夕方、夜行性のオオアカムササビなどの姿も探します。【セピロク泊】 |
5 | 終日、セピロクに滞在して、昨日観察できなかった種を中心に探します。隣接する保護施設を訪れて、野生復帰中のオランウータンやマレーグマも間近に観察します。【セピロク泊】 |
6 | 早朝、セピロクの森で最後の観察を行います。午前、サンダカンまで移動します。午後、サンダカン発(飛行機)→中継地のクアラルンプールへ。夜、飛行機を乗り継いで、東京へ。【機内泊】 |
7 | 朝、東京着、解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:不要。
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- パスポート残存期間::マレーシア入国時6か月以上。
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- ツアーリーダー:同行ガイドが兼任します。現地バードガイドが同行します。
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- 利用予定航空会社:マレーシア航空