【ツアー紹介】12/8発 ニュージーランド バードウォッチング 9日間

シロアホウドリからハシマガリチドリまで固有の鳥を

ツアー概要

南太平洋にぽつんと浮かぶニュージーランドは、ネイティブの哺乳類が皆無で捕食者がいないという好条件に恵まれて、鳥の島としてゆっくりと進化をしてきました。ほんの数百年前に最初の人類が渡ってくるまでには、せっかく翼という飛ぶ手段を得た鳥たちのかなりが、逃げる必要のない環境ゆえ飛ぶことを忘れてしまっていました。その結果、巨鳥モアなど何種類もの鳥が、人間に持ち込まれた動物によって滅ぼされてしまいました。
固有の進化を遂げたこの島の鳥には、変わったものがたくさんいます。そのトップが、右斜め下に曲がった嘴を持つハシマガリチドリでしょう。下や上に嘴が曲がった鳥はほかにもいますが、横に曲がっているのは世界でこの鳥だけです。全身が真っ黒なクロセイタカシギは「超」の字がつく稀少種で、近縁のオーストラリアセイタカシギとの混血が進んだ結果、純粋な個体はすでにたったの数十羽とも言われています。これらの珍しいシギチドリ類を南島の山間部の美しい景観の中で探します。
ニュージーランドは海が身近にあり、人々の生活に密接に関わっているのはもちろん、海鳥が非常に多いのも特徴です。世界最大の翼開長のシロアホウドリやワタリアホウドリに始まり、中型の各種のアホウドリ類、ミズナギドリ類、クジラドリ類、アジサシ類や各種のウの仲間、そしてペンギンまでが観察できます。カイコウラではほんの短いクルーズで大型のアホウドリ類に出会えます。ダニーデンではシロアホウドリやキンメペンギンの繁殖地も訪れます。とても欲張ったツアーです。
日比彰(当社スタッフ)

シロアホウドリの飛翔

シロアホウドリの飛翔

ニュージーランドコマヒタキは気の強い鳥で車のバックミラーに映った自分を攻撃したりもします

ニュージーランドコマヒタキは気の強い鳥で車のバックミラーに映った自分を攻撃したりもします

■出現が予想される鳥たち

キンメペンギン、コビトペンギン、シロアホウドリ、ワタリアホウドリ、ミナミミズナギドリ、モグリウミツバメ、ニュージーランドクロミヤコドリ、クロセイタカシギ、オーストラリアセイタカシギ、ハシマガリチドリ、シロビタイアジサシ、ニュージーランドバト、ミドリイワサザイ、ニュージーランドコマヒタキ、エリマキミツスイ、等。

国名 ニュージーランド
旅行期間 2016年12月8日(木)~12月16日(金)
旅行代金 570,000円(東京発着)
1人部屋追加料金 93,000円
同行講師 リチャード・ライアル氏
最少催行人員 7人
食事 全食事付き(朝食6回・昼食6回・夕食6回)昼食は原則としてボックスランチになります。
催行状況 最新の催行状況はこちらをご覧ください
参加者が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて550,000円(東京)とさせていただきます。
燃油サーチャージ(合計約32,000円:2016年3月1日現在)が別途必要です。今後変更となる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。
大阪空港発着も設定があります。ただし旅行代金等が変わります。お問い合せください。

スケジュール

日次 スケジュール
1 午前、東京発(飛行機)→アジアの中継空港へ。夜、(飛行機)→飛行機を乗り換えてニュージーランドへ。【機内泊】
2 午前、(飛行機)→クライストチャーチ着。(車)→北東のカイコウラへ、途中、鳥を観察しながら移動します。夕方、(車)→カイコウラ着。【カイコウラ泊】
3 午前、(舟)→船上からアホウドリ類やウミツバメ類などの海鳥を観察します。午後、カイコウラ半島でバードウォッチング。コビトペンギンなど探します。【カイコウラ泊】
4 朝、カイコウラ発(車)→ダニーデンへ。途中、各所で鳥を観察しながら移動します。夕方、(車)→ダニーデン着。【ダニーデン泊】
5 午前、(舟)→オタゴハーバーで船上から探鳥。豊富なウの仲間やミズナギドリ類などを観察します。午後、(車)→タイアロアヘッドのシロアホウドリのコロニーを訪れます。夜、(車)→テアナウ着。【テアナウ泊】
6 朝、テアナウ発(車)→フィヨルドランド国立公園へ。ミヤマオウムやイワミソサザイなど山地の森の鳥を観察します。夕方、(車)→クィーンズタウン着。【クィーンズタウン泊】
7 朝、クィーンズタウン発(車)→トワイツェルへ。ブカキ湖などでバードウォッチング。クロセイタカシギやハシマガリチドリを探します。夕方、(車)→テカポ着。【テカポ泊】
8 朝、テカポ発(車)→クライストチャーチへ。昼、クライストチャーチ発(飛行機)→アジアの中継空港へ。夜、(飛行機)→飛行機を乗り継ぎ日本へ。【機内泊】
9 朝、(飛行機)→東京着。解散。

備考

現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
ビザ:不要。
パスポート残存期間:ニュージーランド入国時3ヵ月+滞在日数以上。
ツアーリーダー:同行しません。現地バードガイドが同行します。
日本発着利用航空会社:シンガポール航空、ニュージーランド航空、アシアナ航空、キャセイパシフィック航空、大韓航空、または全日本空輸。

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