【ツアー紹介】10/2発 ペルー中部アンデス山脈バードウォッチング 12日間
アンデス山脈の高みに住む固有種たちを見る本格的な探鳥ツアー
ツアー概要
ペルーのアンデス山脈は、標高6, 768mのワスカラン山を最高峰に、標高4 千m台の平坦な砂漠のような高原アルティプラノと、草原状のプナと呼ばれる比較的湿潤な高原がつらなっています。今回のツアーは10月の初旬、ペルー中部の谷と峠を訪れて、ペルーアンデスを代表する景観、高いプナやアルティプラノ、高山性の丈の低い雲霧林などを訪れて、こうした冷涼な環境に特有の、まさにアンデス山脈を代表する鳥たちを見ようというものです。
旅のスタートは太平洋岸の首都リマ。標高80mのリマから、上下を繰り返しながらサンタユラリアの谷を登り、鳥を観察します。最初は乾燥した薮が点在するような環境ですが、次第に高度を上げ、最終的にはアルティプラノの標高4, 850mの峠を越えてミロックの谷へ下ります。ハシナガチドリやカオグロトキ、ホオジロカマドドリなど、高度が高いので種類数こそ多くはありませんが、この環境でしか見られない多彩な鳥たちに出会います。
フニン湖は、絶滅危惧種のペルーカイツブリの生息地。水面標高4, 080mの高原湖で、ここではボートを出してこの珍しいカイツブリを探す予定です。このほかにも目玉の鳥は枚挙にいとまがありませんが、ペルーの「ビッグフォー」とも称されるペルーキバラフウキンチョウ、アカマユモリフウキンチョウ、チャバラカザリドリ、そしてミツドリの仲間のパルドスコなど、いずれもぜひ一度は見たい貴重な鳥です。
乾燥したアルティプラノと湿潤な矮生低木林、異なった自然要素がもたらす多様な鳥たちを見る、高度順化にもきちんと配慮したバードウォッチングツアーです。
日比 彰(当社スタッフ)
■出現が予想される鳥たち
ペルーカイツブリ、オオヒバリチドリ、ハシナガチドリ、アカオビメガネフクロウ、スミレフタオハチドリ、ムナグロヤマハチドリ、サンショクヤマオオハシ、チャイロクリセジアリドリ、クロカンムリカラタイランチョウ、ホオジロカザリドリ、パルドスコ、アカマユモリフウキンチョウ、オオミツドリ、ハジロジュウカチョウ、等。
国名 | ペルー |
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旅行期間 | 2016年10月2日(日)~10月13日(木) |
旅行代金 | 664,000円(東京発着) |
1人部屋追加料金 | 60,000円 |
同行講師 | 大谷 力 (専任講師) |
最少催行人員 | 7人 |
食事 | 全食事付き (朝食9 回・昼食9 回・夕食9 回) 昼食は原則としてボックスランチになります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
参加者が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて624,000円とさせていただきます。 | |
燃油サーチャージ(合計約14,000円:2016年3 月1 日現在)が別途必要です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 | |
他空港発着の設定はありません。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 夕方、東京発(飛行機)→北米の中継空港へ。 -日付変更線通過- 午後、(飛行機)→北米の中継空港で乗り継ぎ、深夜、(飛行機)→リマ着。 【 リマ泊】 |
2 | 朝、リマ発(車)→サンタユラリアの乾燥した谷合の灌木帯でバードウォッチング。夕方、(車)→サンタユラリア(標高1,000m)に下ります。【 サンタユラリア泊】 |
3 | 朝、サンタユラリア発(車)→谷をさらに登り、マルカポマコーチャスにかけて探鳥。ティクリオ峠(標高4,800m)を越え、ハシナガチドリなどプナ帯の鳥を観察します。夕方、(車)→オロヤ(標高3,500m)着。【 オロヤ泊】 |
4 | 朝、オロヤ発(車)→フニン湖(標高4,080m)で絶滅危惧種のペルーカイツブリなどを探します。午後、(車)→ 鳥を観察しながらワヌコ(標高1,800m)まで下ります。 【 ワヌコ泊】 |
5 | 終日、(車)→パティの雲霧林でオタテドリ類やジアリドリ類など、これまでと全く異なった環境の鳥たちを観察します。 【 ワヌコ泊】 |
6 | 終日、(車)→ウンチョグの森でバードウォッチング。ペルーの「ビッグフォー」と呼ばれる4種を探します。 【 ワヌコ泊】 |
7 | 終日、(車)→この日も続けてウンチョグの雲霧林帯の森林限界でバードウォッチング。 【 ワヌコ泊】 |
8 | 朝、ワヌコ発(車)→サンラモンへ。アンデスの高地から雲霧林へと下りながらオオミツドリなどを探します。夕方、(車)→サンラモン(標高820m)着。【 サンラモン泊】 |
9 | 朝、サンラモン発(車)→ アパヤ道と呼ばれる雲霧林帯でバードウォッチング。未記載の新種のオタテドリなどを探します。夕方、(車)→コマスまたはタルマ着。 【 コマスまたはタルマ泊】 |
10 | 朝、コマスまたはタルマ発(車)→一日かけて、鳥を観察しながらリマに戻ります。深夜、リマ発(飛行機)→帰国の途に。 【 機内泊】 |
11 | 午前、(飛行機)→ 北米の中継空港で飛行機を乗り継いで日本へ。 -日付変更線通過- 【 機内泊】 |
12 | 午後、(飛行機)→ 東京着。解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:アメリカ (電子渡航認証システム「ESTA」または査証が必要です。)
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- パスポート残存期間:ペルー入国時6 ヵ月以上/空白の査証欄が5 ページ以上。
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- ツアーリーダー:講師が兼任します。現地バードガイドが同行します。
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- 日本発着利用航空会社:デルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空、またはエアロメヒコ航空。
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- 標高3,000メートル以上の高所が目的地に含まれ、高度障害が起こる可能性があります。「高所ツアーへのご参加にあたって」をご覧ください。