【ツアー紹介】★申込み受付終了しました。★8/16発 ドナウ川三角洲バードウォッチング 10日間
鳥の宝庫! 世界遺産に指定されたヨーロッパ最大の三角洲の先端まで探鳥
ツアー概要
ヨーロッパ第二の大河、ドナウ川の河口三角洲は、世界自然遺産に指定されています。ここはドナウ川の長大な流れが運んできた土砂がつくり上げた広大な湿地帯です。分流と運河が網の目のように水路を形成し、ヨシに縁どられた沼や湖、浅い潟湖が多数点在します。林や森だけでなく集落も各所にあり、三角洲全体の面積は神奈川県にも匹敵します。鳥の多さは言うまでもなく、ヨーロッパに分布するサギ類がすべてここに生息するほか、ブロンズトキやオジロワシ、ペリカン、アジサシ類や水辺の小鳥などが多数見られます。
一方、三角洲とその周辺には、乾燥した草原や丘陵地までもあり、ババダグなど大きな森も存在します。森や砂丘、ヨシ原や池塘・潟湖といったさまざまな環境で鳥を探しますが、環境の多様性はそのまま鳥の多様性に通じます。ここでは水鳥や水辺の鳥にとどまらず、山野の鳥もたくさん見られます。クマゲラやオオアカゲラなどのキツツキ類さえ見ることができるのです。
今回はドナウ川の3本の分流のうち最も南のスフント・ギョルゲ川を船で下り、河口の村のロッジに連泊して、船と徒歩で三角洲の先端部の鳥を観察します。さらに、ツアーの最後では渡り途中のコバシチドリの中継地も訪れますし、期間を通じて猛禽類の秋の渡りも見られるでしょう。
さらに、この一帯のドブルージャ地方はルーマニアでも有数のワインの産地です。ルーマニア料理もおいしく、またギリシャ時代の遺跡も現代の農村と漁村の景観と競います。この河口地帯への旅は、記憶に残る旅になるでしょう。
日比彰(当社スタッフ)
■出現が予想される鳥たち
ハイイロペリカン、ヒメヨシゴイ、コブハクチョウ、アカハシハジロ、ヒメハイイロチュウヒ、ヨーロッパチュウヒ、レバントハイタカ、ソリハシセイタカシギ、コバシチドリ、オニアジサシ、サンドイッチアジサシ、ヨーロッパハチクイ、カオジロアカゲラ、セアカモズ、ニシオジロビタキ、イナバヒタキ、ヒゲガラ、ニシツリスガラ、等。
国名 | ルーマニア |
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旅行期間 | 2016年8月16日(火)~8月25日(木) |
旅行代金 | 448,000円(東京発着) |
1人部屋追加料金 | 30,000円 |
同行講師 | 大塚豊(専任講師) |
最少催行人員 | 7人 |
食事 | 全食事付き(朝食7回・昼食8回・夕食7回)昼食は原則としてボックスランチになります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
参加者が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて418,000円とさせていただきます。 | |
燃油サーチャージ(合計約16,000円:2016年3月1日現在)が別途必要です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 | |
他空港発着の設定はありません。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 夜、東京発(飛行機)→カタールのドーハへ。【機内泊】 |
2 | 朝、(飛行機)→ドーハで飛行機を乗り継ぎ、昼、(飛行機)→ブカレスト着。(車)→世界遺産のドナウ川三角洲南部のシノエに移動します。途中、時間次第でセグロサバクヒタキなどを探します。夕方、(車)→シノエ着。【シノエ泊】 |
3 | 午前、(車)→主に潟湖で構成されるヴァドゥの湿地でオニアジサシやニシツバメチドリ、シギチドリ類などを観察します。午後、(車)→イストリア地区でバードウォッチング。【シノエ泊】 |
4 | 午前、(車)→三角洲南部の湿地帯で水鳥を主にバードウォッチング。午後、(車)→シトルマンの採石場などで乾燥地の鳥や、渡り途上のヨーロッパハチクマやアシナガワシなどの猛禽類を観察します。【シノエ泊】 |
5 | 朝、シノエ発(車)→ババダグの森でキツツキ類などを探したあと、ムリギョルへ。午後、(舟)→三角洲の分流のひとつスフント・ギョルゲ川を船で下りながらバードウォッチング。夕方、(舟)→河口の村スフント・ギョルゲ着。【スフント・ギョルゲ泊】 |
6 | 終日、(舟)→河口部の浅瀬や干潟でペリカン2種やヘラサギ、ブロンズトキ、アジサシ類やシギチドリ類など数多くの水鳥を観察します。【スフント・ギョルゲ泊】 |
7 | 終日、(舟)→この日も河口部の湿地帯でバードウォッチング。渡り途中のヒタキ類やムシクイ類、モズ類など多数の小鳥たちも薮やヨシ原にかくれています。【スフント・ギョルゲ泊】 |
8 | 朝、スフント・ギョルゲ発(舟)→ムリギョルへ。(車)→西に走り、ブライラでドナウ川を渡り、コバシチドリの渡りの中継地を訪れます。夕方、(車)→ブライラの宿へ。【ブライラ泊】 |
9 | 朝、ブライラ発(車)→ブカレストへ。昼、ブカレスト発(飛行機)→ドーハへ。夜、(飛行機)→ドーハで飛行機を乗り継いで日本へ。【機内泊】 |
10 | 夕方、(飛行機)→東京着。解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:不要。
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- パスポート残存期間:ルーマニア入国時6ヵ月以上。
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- ツアーリーダー:講師が兼任します。現地バードガイドが同行します。
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- 日本発着利用航空会社:カタール航空、オーストリア航空、またはターキッシュエアラインズ。