【ツアー紹介】2021年4月2日発 2等寝台で行く!春の小笠原 ザトウクジラと聟島チャータークルーズ 6日間

*新型コロナウイルス対応として乗船前に体温検査を実施いたします。

12名様限定!往復とも2等寝台利用!おがさわら丸からの探鳥ではトラベルイヤホン使用で観察。

アホウドリの新たな繁殖地として知られるようになった聟島へのチャータークルーズで、アホウドリ類3種の繁殖風景を観察。また豪快で神秘的なブリーチングを繰り返すザトウクジラも堪能。母島ではメグロ、アカガシラカラスバト、オガサワラノスリなども観察。

(写真:ザトウクジラのブリーチング 撮影:中山司様)

☆☆☆重要☆☆☆※必ずお読みください

【服装について】

春の小笠原は6日間を通して暑さと寒さが同居しますので服装には注意が必要です。小笠原滞在中は晴れると初夏の陽気ですが、東京~小笠原航路やクルーズ中は寒さを感じます。そのため肌着の上からフリースジャケットや薄手のダウンジャケット、さらに雨具を羽織れる程度の防寒装備が必要で、ニット帽、手袋なども必要に応じてご準備ください。

【クルーズについて】

春の小笠原近海は夏季ほど穏やかではありません。そのためクルーズに関しましてはあくまでも海況を加味した船長の判断に委ねることが基本となります。そのため目的地に到達できないことやコースの変更が生じる場合がありますのであらかじめご了承ください。なお、2日目午後欠航の場合は父島内探鳥に切り替え、3日目欠航の場合は母島日帰り探鳥を検討します。

【南島上陸について】

南島は小笠原のパンフレットには欠かせない圧倒的な景観を誇る無人島で沈水カルスト地形という石灰岩特有の特殊な地形で知られています。マリンブルーが美しい鮫池や扇池の景観は感動的で、絶滅したヒロベソカタマイマイの半化石も見られます。上陸時は岩場を歩きますので素足やビーチサンダルは避けてください。なお、海況により上陸できない場合もあります。

【父島・母島内探鳥について】

父島、母島での探鳥に関しましては集落内及び集落付近での探鳥を全面的に禁止としております。「居住区域への立ち入り」や「望遠鏡やカメラを人家に向ける」などの行為が無いようマナーを守った探鳥をお願いします。自由行動をご希望のお客様は探鳥可能エリアを記した地図を参考にしてください。

【5日目午前中について】

今回から5日目の午前中は完全自由行動といたします。父島内散策や観光、買い物、また各種アクティビティご希望のお客様は最終案内書に同封予定のパンフレット等をご覧いただき、各自でお申込みいただき現地にてお支払いください。事前に小笠原観光協会などにお問合せいただいても良いでしょう。

ツアー概要

世界遺産登録地を訪れて、野鳥をはじめさまざまな生き物を観察するシリーズ第二弾は春の小笠原。夏季に比べて船内も現地もとにかくゴミゴミせず空いていること、また厳しい暑さはなく心地よい風が迎えてくれることがこの時期の最大のメリットです。

ひとつめのメインはアホウドリの移住計画で脚光を浴びた聟島に向かう1日チャータークルーズです。昨年は2回目のチャレンジでようやく聟島に到達することができ、島周辺を飛び回るアホウドリ、コアホウドリ、クロアシアホウドリを堪能することができ、島の斜面を歩き回るクロアシアホウドリ、そしてモコモコした羽毛に包まれたヒナたちも見ることができました。なお、海況悪化で島に到達できないと判断した場合は父島周辺で海鳥やザトウクジラを観察するクルーズに切り替えます。

ふたつめのメインはこの時期、周辺の海域で見られる全長15m体重30tにも及ぶザトウクジラです。この時期は親子で回遊している様子が頻繁に見られ、なんの前触れもなく突然始まる豪快なブリーチングは神秘的で、視覚的な感動だけでなく着水時の大音響はさらに強烈な感動を与えてくれます。テールスラップ、ペックスラップなどさまざまなアクションがある鯨ですので鯨類では最も見ごたえがある種と言えます。なお、2日目の午後は半日クルーズで同様にザトウクジラや海鳥を探すほか、海況が良ければ小笠原で最も美しい場所として知られる南島に上陸します。

また見逃せないのが母島での探鳥です。夏は暑さが厳しく探鳥には不向きですが、この時期は散策にはちょうど良い気候で鳥たちの動きも良く、前回はメグロをはじめ、アカガシラカラスバト、オガサワラノスリ、渡り中のツバメチドリやムナグロ、キョウジョシギ、ノビタキ、サシバなども見られました。東京竹芝桟橋と父島を往復する航路は夏のように海鳥は多くないですが、この時期限定のオーストンウミツバメの乱舞は圧巻で、ほかにもアホウドリ類3種、シロハラミズナギドリ、オナガミズナギドリ、アカアシカツオドリ、カツオドリ、クロアジサシ、オオトウゾクカモメ、シロハラトウゾクカモメ、トウゾクカモメなどに期待でき、昨年は非公式記録ながらマダラシロハラミズナギドリも見られました。航路探鳥では折りたたみイス、小笠原島内では水筒もあると良いでしょう。

■期待できる鳥たち

アカガシラカラスバト、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、アホウドリ、シロハラミズナギドリ、オオミズナギドリ、オナガミズナギドリ、オーストンウミツバメ、アカアシカツオドリ、カツオドリ、ムナグロ、キョウジョシギ、クロアジサシ、オオトウゾクカモメ、トウゾクカモメ、シロハラトウゾクカモメ、カンムリウミスズメ、オガサワラノスリ、メグロ、オガサワラカワラヒワなど

■撮影をご希望の皆様へ

船上からの撮影は危険が伴うため基本的にはストラップ付きの手持ち撮影機材をご使用ください。ただし、おがさわら丸船上、またチャータークルーズ時、船をアンカーできた場合に限り三脚+超望遠レンズ使用可能です。なお、機材への海水付着防止のためビニールなどの覆いがあると良いでしょう。また父島、母島では徒歩探鳥となるため手持ち撮影機材が良いでしょう。

繁殖中のクロアシアホウドリ 撮影:中山司様

 

聟島のアホウドリ 撮影:中山司様

 

クロアシアホウドリ 撮影:中山司様

 

ザトウクジラの親子 撮影:中山司様

 

アカガシラカラスバト 撮影:中山司様

 

オーストンウミツバメ

 

メグロ

メグロ

 

エリア 東京都
旅行期間 2021年4月2日(金)~7日(水)
旅行代金 205,000円
基本設定 島内=2名1室  船内=2等寝台(ベッド利用)
1人部屋追加料金 1名1室はお受けできません
同行ガイド 石田光史
最少催行人数 8名
食事 朝3回・昼2回(弁当)・夕3回
催行状況 最新の催行状況はこちら

スケジュール

日次 スケジュール
東京竹芝桟橋9時30分集合予定
1 東京竹芝桟橋 →(フェリー)→   おがさわら丸船中泊
2 →(フェリー)→航路探鳥 11時 父島着  午後:南島ボートクルーズ(混載)  父島泊
3 終日、聟島チャータークルーズ  父島泊
4 父島 →(フェリー)→ 母島 到着後、徒歩にて島内探鳥  探鳥後、フェリーにて父島へ 父島泊
5 午前中:自由行動  父島 →(フェリー)→    おがさわら丸船中泊
6 →(フェリー)→東京竹芝桟橋着
東京竹芝桟橋15時到着予定 解散

備考

【鳥の観察会】ツアー仮予約ページはこちら

関連記事

ページ上部へ戻る