【ツアー紹介】2020/2/24発 自然保護区と2つの植物園をめぐる シンガポール熱帯植物入門ツアー 4日間
第4回 直行便で行く植物観察ツアーです
ツアー概要
『熱帯植物を旅行中に目にしても、よくわからない』という声をツアー中によく聞きます。確かに日本で暮らしていると、熱帯植物について理解する機会は少ないものです。
熱帯植物についてよく知るための最初の一歩として最適なのがシンガポールです。シンガポールは自然保護の意識の高い国で、市内から遠くない場所に自然状態の熱帯植物が見られる保護区があります。さらに、市内には世界遺産のシンガポール植物園があり、移動が少なくても見られる熱帯植物の種類がとにかく豊富で、間近でじっくり観察できる恵まれた環境があります。「ガーデンシティ構想」で国を盛り上げてきたシンガポール。いたるところが熱帯温室のような場所ですから、栽培植物に関心のある方にも大変おすすめです。世界を代表する植物園に加え、自然保護区を解説つきで巡る機会はなかなかありません。
羽田空港から直行便で、常夏のシンガポールへ。2泊4日という短い日程ですが、シンガポール植物園や2次林を楽しめる場所には、天然ゴムが採れるパラゴムノキなど熱帯ならではの植物があります。ラタンなどのよじのぼり植物、アリに食事と住まいを提供するアリ植物などといった生態の多様性は競争を勝ち抜くための生き残りの知恵で、葉にも水切れをよくする工夫などがあります。栄養の少ない浅い土壌に適応した板根も楽しみです。汽水域のマングローブ植物を中心に観察するスンガイブローではイリエワニ、テッポウウオが見られるチャンスもあり、オオミズトカゲはツアー中、最も身近な動物です。熱帯多雨林の植物は北方のブナ林のような単一さに比べて、種類が多いことが特徴です。日本では観察する植物の少ない時期ですので、どうぞおでかけください。
「食べる植物観察」も大好評
野外で過ごす間にいろいろな熱帯植物由来のおやつが提供されます。前回は世界最大の実「ジャックフルーツ」、葉が被子植物のような裸子植物「グネツム」、ソースの原料として口にしていても形に馴染みのない「タマリンド」、何でも食べてみると記憶に残ります。より深く熱帯植物を理解していただくため、夕食もできるだけ以前から現地で食べていた、植物を使ったものをリクエストしています。シンガポールの代表料理「ニョニャ料理」は、かつてジャングルの民が食べていたものを、シンガポールの人々によって昇華された美味しい料理。食事も引き続きこだわりますのでご期待ください。
国名 | シンガポール |
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旅行期間 | 2020年2月24日(月)~2月27日(木) |
旅行代金 | 265,000円(東京発着) |
1人部屋追加料金 | 30,000円 |
同行講師 | 木村智子氏(造園コンサルタント) |
最少催行人員 | 10人 |
食事 | 全食事付き(朝食2回・昼食2回・夕食3回)2日目の昼食はボックスランチとなります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
シンガポール航空利用の場合、燃油サーチャージは不要(2019年4月15日現在)です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 | |
他空港発着の設定はありません。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 朝、東京(羽田)発(飛行機)→シンガポールに向かいます。午後(飛行機)→シンガポール着。(バス)→シンガポール植物園へ向かいます。到着後、さっそく現地ガイドと植物観察。夕食後、(バス)→ホテルへ。【シンガポール泊】 |
2 | 午前、(バス)→マクリッチ自然保護区へ向かい、植物観察のち、(バス)→世界遺産のシンガポール植物園へ。昼食後、園内の熱帯・亜熱帯植物を解説つきで観察します。夕方、夕食後(バス)→ホテルへ。【シンガポール泊】 |
3 | 午前、(バス)→スンガイブロー湿地保護区へ移動し、動植物観察。午後、(バス)→2012年にオープンした植物園、ガーデンズバイザベイに移動して、1時間ほど熱帯植物の解説を聞いたのち、外と冷温室ドームの植物を見学。夕方、夕食後(バス)→空港へ。夜、シンガポール発(飛行機)→直行便で東京へ。【機内泊】 |
4 | 朝、(飛行機)→東京(羽田)着。解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:不要。
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- パスポート残存期間:シンガポール入国時6ヵ月以上/空白の査証欄が見開き2ページ以上。
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- ツアーリーダー:同行します。
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- 日本発着利用航空会社:シンガポール航空。