パースよりも北の西オーストラリアに初めて行って感激しました
写真:クロムネトビ
2017年7月23日出発「オーストラリア西部 バードウォッチング 12日間」 ツアー報告
アウトバックと呼ばれる乾燥した内陸部と、インド洋岸の海岸部の二つの環境に行きました。前者ではクロムネトビやヒメモリツバメ、後者ではハシブトセスジムシクイやニシカンムリハシリチメドリなど、他の地域ではあまり見かけない鳥たちとの出会いがありました。ダルワリニュの近くでは、その後毎日見ることになる鮮やかなアカビタイサンショクヒタキやヤマアラシほどもある大きなハリモグラが印象的。キューの周辺ではニシマダラニワシドリやクロムネトビ。海岸部に移動して、シャークベイでは意外とふっくらしたニシカンムリハシリチメドリとハシブトセスジムシクイをゲット。ほかにミナミメグロヤブコマやエミューも間近で。カナーボンは今ツアーのハイライトで、オカメインコ、ベニオーストラリアヒタキ、ショウキバトなど1日で70種を記録するほど豊かな生態系が保たれていて、パース以南だけでなく北のカナーボンも注目の探鳥地だと新発見でした。来年、ぜひどうぞ! (講師 長野時彦)