カワセミ類と固有種の島 スラウェシ島でバードフォトツアー

写真:固有の森林性のカワセミであるチャバラショウビン

8月21日出発「スラウェシ島 バードフォトツアー 6日間」 ツアー報告

8月にインドネシアのスラウェシ島まで野鳥撮影ツアーで出かけました。多数の島があるインドネシアで、スラウェシ島は日本からのアクセスもよく、訪れやすい島のひとつです。この島とボルネオとの間には、東洋区とオーストラリア区の境界として有名なウォーレス線が存在しており、東洋区のボルネオで見られるキヌバネドリやゴシキドリの仲間がスラウェシ島には生息していないのですが、ニューギニアが発祥の地といわれるカワセミの仲間は多種が見られ、カワセミ好きなら一度は訪れたい島です。今回、訪れたタンココ自然保護区もチャバラショウビン、アオミミショウビン、セレベスカワセミ、セレベスコウハシショウビンと4種の固有のカワセミ類が見られ、これらが今回の主役の被写体でした。鳥の種数、数ともに多くはない場所でしたが、バードフォトツアーならではの少人数で落ち着いた雰囲気のなか、固有種のカワセミたち、さらには固有種のフクロウやヨタカまで、しっかりと撮影することができました! (田仲謙介)

セレベスソデグロバト

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