【ツアー紹介】催行決定 5/18発 秋のニュージーランド バードウォッチング 9日間

晩秋の水辺に シロアホウドリからハシマガリチドリまで固有の鳥を

ツアー概要

南太平洋にぽつんと浮かぶニュージーランドは、ネイティブの哺乳類が皆無で捕食者がいないという好条件に恵まれて、鳥の島としてゆっくりと進化をしてきました。ほんの数百年前に最初の人類が渡ってくるまでには、せっかく翼という飛ぶ手段を得た鳥たちのかなりが、逃げる必要のない環境ゆえ飛ぶことを忘れてしまっていました。その結果、巨鳥モアなど何種類もの鳥が、人間に持ち込まれた動物によって滅ぼされてしまいました。固有の進化を遂げたこの島の鳥には、変わったものがたくさんいます。そのトップが、右斜め下に曲がった嘴を持つハシマガリチドリでしょう。下や上に嘴が曲がった鳥はほかにもいますが、横に曲がっているのは世界でこの鳥だけです。まるまると太ったタカヘもこの国の代表です。東半球の熱帯にバンの仲間でセイケイという美しい鳥が分布していますが、タカヘは体型と飛べないこと以外はセイケイとそっくりです。それもそのはず、この鳥はセイケイのなれの果てとされ、外敵のいないニュージーランドで暮らすうちにどんどん太り、太ったため飛びにくくなり、また飛ぶ必要もないので飛ぶことを放棄してしまったのです。ニュージーランドの5月は晩秋です。このツアーは南島と北島の両方で、繁殖期には分散してしまってなかなかいっぺんには見られない鳥たちを越冬地に訪ねて効率よく観察し、固有の留鳥もよく探し、同時に絶滅危惧種をオープンサンクチュアリに訪ねてこの国の自然保護の第一線にもふれてみよう、そして船で沖に出てアホウドリ類などの海鳥にも出会おう、という、とても欲張った企画です。日比彰(当社スタッフ)

■出現が予想される鳥たち

キンメペンギン、コビトペンギン、シロアホウドリ、ワタリアホウドリ、ミナミミズナギドリ、モグリウミツバメ、タカヘ、ニュージーランドクロミヤコドリ、ハシマガリチドリ、チャオビチドリ、シロビタイアジサシ、ニュージーランドバト、シロモフアムシクイ、ニュージーランドコマヒタキ、エリマキミツスイ、シロツノミツスイ、等。

オタゴハーバーの波間に浮かぶハジロアホウドリ

オタゴハーバーの波間に浮かぶハジロアホウドリ

嘴が右に曲がったユニークなハシマガリチドリ

嘴が右に曲がったユニークなハシマガリチドリ

国名 ニュージーランド
旅行期間 2016年5月18日(水)~5月26日(木)
旅行代金 577,000円(東京発着) 他空港発着の設定はありません。
1人部屋追加料金 61,000円(ミランダを除く)
同行講師 リチャード・ライアル (日本語バードガイド)
最少催行人員 7人
食事 朝食6回・昼食7回・夕食7回 ※昼食は原則としてボックスランチになります。
催行状況 最新の催行状況はこちらをご覧ください
参加人数が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて547,000円とさせていただきます。
ニュージーランド航空利用の場合、燃油サーチャージは旅行代金に含まれます。(2015年10月5日現在)今後変更となる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。

スケジュール

日次 スケジュール
1 夕方、東京発(飛行機)→ニュージーランドへ。 【機内泊】
2 朝、(飛行機)→オークランド着。飛行機を乗り継いで南島のクライストチャーチに昼着。(バス)→北東のカイコウラへ、途中、鳥を観察しながら移動します。夕方、(バス)→カイコウラ着。 【カイコウラ泊】
3 午前、(フェリー)→船上からアホウドリ類やウミツバメ類などの海鳥を観察します。午後、カイコウラ半島でバードウォッチング後、(バス)→クライストチャーチに夕方着。 【クライストチャーチ泊】
4 朝、クライストチャーチ発(バス)→ダニーデンへ。途中、モエラキ・ボールダーズやシャグポイントなどでバードウォッチング。夕方、(バス)→ダニーデン着。 【ダニーデン泊】
5 午前、(フェリー)→オタゴハーバーで船上からバードウォッチング。豊富なウの仲間やミズナギドリ類などを観察します。午後、(バス)→タイアロアヘッドのシロアホウドリのコロニーとキンメペンギンのコロニーを訪れます。 【ダニーデン泊】
6 午前、ダニーデン発(飛行機)→国内線で北島のオークランドに移動。午後、(バス)→ミランダへ。到着後、バードウォッチング。ハシマガリチドリなどのシギチドリ類や水鳥・水辺の鳥を観察します。 【ミランダ泊】
7 午前、ミランダ周辺でバードウォッチング。午後、ミランダ発(バス)→オークランドに移動します。夕方着。 【オークランド泊】
8 終日、(フェリー)→ティリティリマタンギ島に渡ってバードウォッチング。タカヘやサドルバックなどをはじめとした絶滅危惧種が自然環境で見られる保護区です。野生の鳥も数多く生息しています。 【オークランド泊】
9 朝、オークランド発(飛行機)→東京へ。夕方、(飛行機)→東京着。解散。

備考

注)
ミランダでは保護区の宿舎に泊まります。
現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
ビザ:不要。
パスポート残存期間:ニュージーランド入国時3ヵ月+滞在日数以上。
ツアーリーダー:同行します。現地バードガイドが同行します。
日本発着利用航空会社:ニュージーランド航空、全日本空輸、アシアナ航空、キャセイパシフィック航空、または大韓航空。

お問い合わせはこちら

関連記事

ページ上部へ戻る