【決定間近】5/16発 固有種のカナリア諸島 充実の3島巡り エキウムとフラワーウォッチング 10日間
おすすめツアー 巨大植物多肉植物好奇心をたっぷり刺激
ツアー概要
アフリカのモロッコの沖約100kmにある、カナリア諸島。この島は昔から植物学者の論議の的でした。それは、島の起源がアフリカに由来するのか、それとも火山活動から隆起した大洋起源なのか。現在、「東の2島は大陸起源で、他の5島は大洋起源」との説が有力で、今回は大洋起源のテネリフェ島とゴメラ島を訪れます。テネリフェ島にはスペイン領内の最高峰でもある標高3,718mのテイデ山があり、景色も抜群です。中腹まで車で行って、観察を楽しみます。
じつは行ってみて驚きました。こんなに小さな面積で、こんなにユニークな植物の多いところは他にありません。とにかく見るものが次から次へと面白いのです。テネリフェ島は元々3つの部分に分かれていたのが、テイデ山の噴火で一つの島になりました。そのためテネリフェだけ見て廻っても各地で違いを楽しめます。私がお伝えできるのはほんの一部ですから、実際にご覧いただけばどなたでも想像以上に驚かれるに違いありません。とにかく見るべきものがたくさん。植物に詳しい案内人と効率よく廻ります。
大きいものが高さ3mになるエキウムも迫力満点ですが、それだけではありません。トウダイグサ科も木になったり、溶岩の上にサボテンのように生えたり、ベンケイソウ科も高さ1mから小指の先くらいの大きさしかない種類まであり、大きさの変異もさることながら、種数が多いのも驚きです。今回はよくばって3島をめぐりますので、さらに新しい発見がありそうです。
国名 | スペイン |
---|---|
旅行期間 | 2018年5月16日(水)~5月25日(金) |
旅行代金 | 498,000円(東京発着) |
1人部屋追加料金 | 65,000円 |
同行講師 | 松本聡子(当社スタッフ) |
最少催行人員 | 7人 |
食事 | 全食事付き(朝食7回・昼食6回・夕食7回)昼食は原則としてボックスランチになります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
参加者が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて478,000円(東京)とさせていただきます。 | |
エミレーツ航空利用の場合、燃油サーチャージは不要(2017年10月15日現在)です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 | |
大阪空港発着はお問合せください。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
---|---|
1 | 深夜、東京発(飛行機)→ヨーロッパか中東の中継空港へ。【機内泊】 |
2 | 未明、(飛行機)→中継空港到着後、乗り継いで(飛行機)→マドリッドへ。午前、(飛行機)→マドリッド到着後、飛行機を乗り継いでカナリア諸島のテネリフェ島へ。夜、(飛行機)→テネリフェ島到着。ララグナに向かいます。【ララグナ泊】 |
3 | 午前、(バス)→北東のアナガ半島のラウリシルバと呼ばれるヨーロッパでは珍しい照葉樹林で歩きながら固有種を観察します。さっそく白い花のエキウムや特産のベンケイソウ科アエオニウム、木のようになるトウダイグサ科、ジギタリスに近縁のオレンジ色のイソプレクシスなども観察します。午後、ララグナ発(バス)→島の中央部に移動して宿泊します。夕方、(バス)→ヴィラフロル着。【ヴィラフロル泊】 |
4 | 終日、(バス)→世界遺産に指定されたテイデ国立公園でフラワーウォッチング。標高の高い場所にマカロネシアの固有種を探します。黒曜石や砂漠、火山の織り成すダイナミックかつ変化のある景色とともに、このツアーの目的の一つ、赤い「宝石の塔」と呼ばれる大きなエキウムのほか、青いエキウムも楽しみです。【ヴィラフロル泊】 |
5 | 朝、ヴィラフロル発(バス)→まずアナガ同様テイデ山の溶岩を避けて、古い地質が植物を育んでいる北西のテノを目指し、途中でもフラワーウォッチング。花茎が1mにもなる迫力のベンケイソウ科、アエオニウム・プセウドウルビクムやカナリーヤシ、サルビア・カナリエンシス、存在感のあるユーフォルビア・アトロプルプレア、木化したヒペリクム・カナリエンシスなど、海に浮かぶゴメラ島や断崖絶景とともに楽しみます。樹液が赤いことで有名なリュウケツジュも見学します。夕方、(バス)→西部を回って海辺のロス・クリスチャノス着。【ロス・クリスチャノス泊】 |
6 | 朝、ロス・クリスチャノス発(バス)→カンデラリア方面に向かい、溶岩の景色とユーフォルビア・カナリエンシスの大株を見に行きます。夕方、テネリフェ島発(船)→ゴメラ島へ。【ゴメラ島泊】 |
7 | 朝、(バス)→島を廻りながら観察。途中、世界遺産のガラホナイ国立公園の景観も楽しみます。ベンケイソウ科のアエオニウムには多肉質の美しい葉があって、コケのようなモナンテス、ひょっとこの口のようなロゼット葉のグレエノヴィアなど、じつに個性的で飽きません。夕方、ゴメラ島発(船)→ラ・パルマ島へ。夜、(バス)→宿へ。 【ラ・パルマ島泊】 |
8 | 朝、(バス)→ラ・カルデラ・デ・タブリエンテ国立公園などでフラワーウォッチング。色違いの「宝石の塔」に再度驚きます。夕方、ラ・パルマ島発(飛行機)→テネリフェ島に向かいます。到着後、(バス)→ララグナに向かいます。【ララグナ泊】 |
9 | 朝、テネリフェ島発(飛行機)→マドリッドへ。夜、(飛行機)→マドリッドで飛行機を乗り継いで中継空港へ。深夜、(飛行機)→飛行機を乗り継いで日本へ。朝【機内泊】 |
10 | 夕方、(飛行機)→東京着。解散。 |
備考
- 注)
- ゴメラ島泊がラ・パルマ島泊になる場合があります。
- ※
- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
- ●
- ビザ:不要。
- ●
- パスポート残存期間:シェンゲン協定加盟国出国時3ヵ月以上。
- ●
- ツアーリーダー:講師が兼任します。
- ●
- 日本発着利用航空会社:エールフランス航空、KLMオランダ航空、エミレーツ航空、エティハド航空、カタール航空、イベリア航空、日本航空、または全日本空輸。