【ツアー紹介】★申込み受付終了しました。★3/3発 ペルー中部 バードウォッチング 10日間
アンデスの高い峠から太平洋の波打ち際まで 多彩なペルーの鳥とマチュピチュ遺跡
ツアー概要
南アメリカ大陸の太平洋側の国々で、ペルーだけ首都が海岸にあります。ボリビアやエクアドル、チリなどの国はすべて首都がアンデス山中にあるのに、ペルーだけが太平洋に面した低地にあるのです。では高地にあるのは、というと、古いインカ帝国の首都クスコです。スペインとインカ、海岸とアンデス山脈と、この国は対比の国です。太平洋に面した海岸部は寒流のフンボルト海流に洗われ、寒冷な気候に多数の海鳥が生息しています。インカの昔から肥料として使われてきた「グアノ」を生み出すグアナイムナジロヒメウを筆頭に、海鳥コロニーは活気に満ちあふれています。南半球のカモメ・アジサシ類は北半球ほど多様化していないのですが、ペルーの海岸は特別で、燕尾状の尾をしたアカメカモメや、ペルーカモメ、ヒゲ状の頬髯を持つインカアジサシなど多彩です。船でパロミノ島に渡り、観察します。一方のアンデスは、標高6,768mのワスカラン山を最高峰に、西では寒冷なアルティプラノが連なり、クスコのある東では三千m台の比較的湿潤な高原を形成しています。谷あいのピュウレイ湖やワカルパイ湖で水鳥やテンニョハチドリなどを観察したり、アブラマラガの高い峠(標高4,300m)も訪れて、乾燥したアンデスの高地と、山腹の雲霧林の両方の鳥を楽しみます。この一帯はまた、世界遺産に登録されたマチュピチュの遺跡をはじめ、インカの遺跡が随所に見られます。ツアーでは半日、マチュピチュを訪れて、遺跡を見学します。フンボルト海流とアンデス山脈、異なった自然要素がもたらす壮大な自然をカバーしたペルーへのバードウォッチングツアーです。日比彰(当社スタッフ)
■出現が予想される鳥たち
グアナイムナジロヒメウ、ペルーペリカン、フンボルトペンギン、アンデスガン、ヤマガモ、コンドル、コヒバリチドリ、アンデスツメバゲリ、ペルーカモメ、インカアジサシ、オオハチドリ、テンニョハチドリ、マミジロエナガカマドドリ、カオグロミドリカザリドリ、ゴシキタイランチョウ、キイロタヒバリ、ギンイロフウキンチョウ、等。
国名 | ペルー |
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旅行期間 | 2016年3月3日(木)~3月12日(土) |
旅行代金 | 598,000円(東京発着) 他空港発着の設定はありません。 |
1人部屋追加料金 | 60,000円 |
同行講師 | 長野時彦(専任講師) |
最少催行人員 | 7人 |
食事 | 朝食7回・昼食7回・夕食7回 ※昼食は原則としてボックスランチになります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
参加人数が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて568,000円とさせていただきます。 | |
燃油サーチャージ(合計約21,000円:2015年10月5日現在)が別途必要です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 夕方、東京発(飛行機)→北米の中継空港へ。日付変更線通過。午後、(飛行機)→飛行機を乗り継いで、深夜、(飛行機)→リマ着。 【リマ泊】 |
2 | 午前、(フェリー)→リマからパロミノ島にかけて船からバードウォッチング。インカアジサシやペルーカツオドリ、グアナイムナジロヒメウ、フンボルトペンギンなどの海鳥を観察します。午後、(バス)→リマの沿岸部の湿地などでバードウォッチング。 【リマ泊】 |
3 | 朝、リマ発(飛行機)→クスコ発(バス)→ピュウレイ湖(標高3,725m)でバードウォッチング。ミミジロカイツブリやアンデスガンなどの水鳥を観察したあと谷を下り、夕方、(バス)→オジャンタイタンボ(標高2,880m)着。 【オジャンタイタンボ泊】 |
4 | 終日、(バス)→アブラマラガ峠(標高4,300m)の前後でバードウォッチング。アンデスガンやセジマタシギなどアンデス高地の鳥を観察します。リャマやアルパカなどの哺乳類も生息しています。 【オジャンタイタンボ泊】 |
5 | 朝、オジャンタイタンボ発(鉄道)→マチュピチュのふもとのアグアスカリエンテス駅へ。午後、マチュピチュ一帯でバードウォッチング。 【マチュピチュ泊】 |
6 | 午前、世界遺産のマチュピチュ遺跡を見学します。午後、マチュピチュ発(鉄道)→オジャンタイタンボ発(バス)→クスコへ。夜、(バス)→クスコ(標高3,400m)着。 【クスコ泊】 |
7 | 終日、(バス)→西のモジェパタにかけての高地でバードウォッチング。氷河を仰ぎ見ながらイワタイランチョウ類やヤマシトドの仲間などを観察します。 【クスコ泊】 |
8 | 午前、(バス)→クスコ東方のワカルパイ湖で水鳥やテンニョハチドリ、アンデスチュウヒなどを観察します。午後、クスコ発(飛行機)→リマへ。リマで飛行機を乗り継いで帰国の途に。 【機内泊】 |
9 | 午前、(飛行機)→北米の中継空港で乗り継いで、(飛行機)→日本へ。日付変更線通過。 【機内泊】 |
10 | 午後、(飛行機)→東京着。解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:アメリカ(電子渡航認証システム「ESTA」が必要です。)
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- パスポート残存期間:ペルー入国時6ヵ月以上/空白の査証欄が5ページ以上。
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- ツアーリーダー:講師が兼任します。現地バードガイドが同行します。
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- 日本発着利用航空会社:デルタ航空、アメリカン航空、ユナイテッド航空、またはアエロメヒコ航空。
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- 標高3,000メートル以上の高所が目的地に含まれ、高度障害が起こる可能性があります。「高所ツアーへのご参加にあたって」をご覧ください。