【ツアー紹介】★申込み受付終了しました。★催行決定!4/27発 スペイン北部 バードウォッチング 11日間

イベリア半島北部の鳥に的を絞った初夏の北スペインの旅

ツアー概要

同じイベリア半島でも、北部は自然も、文化も、南とは趣が違います。山岳地が多く、平野部も標高が数百mあります。このツアーは半島北西部を中心に、さまざまな環境でイベリア半島北部の初夏の鳥を観察します。訪れるのは、大きく分けて3つの地域です。グアダラマ山地は首都マドリッドのすぐ北西にそびえる標高2千m級の山塊です。地中海性の乾燥地で、猛禽類が多いのが特徴。シトロンヒワなど亜高山の鳥や、マダラヒタキやイスカなど固有の亜種の生息地として知られ、また近くのデュラトン渓谷国立公園の崖地にはシロエリハゲワシやエジプトハゲワシ、ワシミミズクなどが住むほか、珍しいデュポンヒバリや、日本のオナガとよく似たイベリアオナガも見られます。ヴァリャドリッド周辺の平野は、ステップ地帯です。メセタと呼ばれる台地が広大な畑と草原、湿地となっています。ここはノガンの生息地であるほか、ソリハシセイタカシギなど南方系のシギチドリ類の生息地であり、渡りの水鳥の重要な中継地ともなっています。ヒメチョウゲンボウやシュバシコウなども多く、コキンメフクロウもレギュラーです。カンタブリカ山脈はスペインの北部、ビスケー湾に面した海岸沿いに連なる2千m級の石灰岩質の山脈です。ユキスズメやキバシガラスなどの高山性の鳥から、セアカモズなどの叢林性の鳥、さらにヒメアカゲラやカンムリガラなどの森の鳥まで、多彩な環境にさまざまな山の鳥が住んでいます。景観も素晴らしいのもこのツアーの特徴です。ピコス・デ・エウロパの岩峰や渓谷、地平線まで続く大平原など、スペインという地の自然の豊かさを身をもって味わうことができます。ぜひ、イベリア半島への探鳥の旅にご参加ください。日比彰(当社スタッフ)

■出現が予想される鳥たち

ヒメハイイロチュウヒ、ニシカタシロワシ、ヒメチョウゲンボウ、ノガン、ワシミミズク、イベリアアオゲラ、デュポンヒバリ、オガワコマドリ、カオグロサバクヒタキ、ウタツグミ、イベリアチフチャフ、マミジロキクイタダキ、マダラヒタキ、カンムリガラ、カベバシリ、ユキスズメ、シトロンヒワ、イスカ、ノドグロアオジ、イベリアオナガ、キバシガラス、等。

イベリア半島を代表する猛禽ニシカタシロワシ

イベリア半島を代表する猛禽ニシカタシロワシ

喉全体が青いイベリア半島のオガワコマドリ

喉全体が青いイベリア半島のオガワコマドリ

国名 スペイン
旅行期間 2016年4月27日(水)~5月7日(土)
旅行代金 575,000円(東京発着) 大阪空港発着も設定があります。
1人部屋追加料金 35,000円
同行講師 大谷 力(専任講師)
最少催行人員 7人
食事 朝食8回・昼食8回・夕食8回 ※昼食は原則としてボックスランチになります。
催行状況 最新の催行状況はこちらをご覧ください
参加人数が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて535,000円(東京)とさせていただきます。
燃油サーチャージ(合計約23,000円:2015年10月5日現在)が別途必要です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。

スケジュール

日次 スケジュール
1 夜、東京発(飛行機)→中東の中継空港へ。 【機内泊】
2 早朝、(飛行機)→飛行機を乗り継いで、午後、(飛行機)→マドリッド着。(バス)→すぐに西のセゴビアに移動します。夕方、(バス)→セゴビア郊外着。 【セゴビア郊外泊】
3 終日、(バス)→グアダラマ国立公園でバードウォッチング。イベリア半島中央部の山地でシトロンヒワや固有のマダラヒタキの亜種などを観察します。 【セゴビア郊外泊】
4 朝、セゴビア発(バス)→デュラトン渓谷でバードウォッチング。イヌワシやクロハゲワシなどの猛禽類、珍しいデュポンヒバリ、ワシミミズクやイベリアオナガなどを観察します。夕方、(バス)→トルデシリャス着。 【トルデシリャス泊】
5 終日、(バス)→ヴァリャドリッドの平原地帯でバードウォッチング。ノガンやヒメハイイロチュウヒ、サケイ類2種やヒメチョウゲンボウなどステップ性の鳥たちを観察します。 【トルデシリャス泊】
6 朝、トルデシリャス発(バス)→北上し、ナヴァとボアーダの湿地帯でバードウォッチング。シギ類やサギ類などの水鳥や、ヒゲガラ、ニシツリスガラ、スゲヨシキリなどの水辺の小鳥を観察します。夕方、(バス)→リアーニョ着。 【リアーニョ泊】
7 終日、(バス)→ピコス・デ・エウロパ山中腹の草地や岩場などで、オガワコマドリやヒゲホオジロ、サメイロタヒバリなど山地の鳥を探します。 【リアーニョ泊】
8 終日、(バス)→ピコス・デ・エウロパ山麓の森でバードウォッチング。ヨーロッパアオゲラやヒメアカゲラなどのキツツキ類、カンムリガラやタンシキバシリなどの小鳥を観察します。 【フェンテデ泊】
9 午前、ピコス・デ・エウロパの標高2,000mの展望台までロープウェイで上がり、周辺部バードウォッチング。カベバシリやキバシガラス、ユキスズメなどの高山鳥を観察します。午後、フェンテデ発(バス)→マドリッドに移動します。夕方、(バス)→マドリッド着。 【マドリッド泊】
10 午前、プラド美術館を見学します。午後、マドリッド発(飛行機)→中継空港へ。深夜、(飛行機)→中継空港で飛行機を乗り継ぎ、日本へ。 【機内泊】
11 夕方、(飛行機)→東京着。解散。

備考

現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
ビザ:不要。
パスポート残存期間:スペイン出国時3ヵ月以上/空白の査証欄が1ページ以上。
ツアーリーダー:講師が兼任します。現地バードガイドが同行します。
日本発着利用航空会社:エミレーツ航空、カタール航空、またはエールフランス航空。
4月17日発の「スペイン南部バードウォッチング」から連続して参加が可能です。料金はお問い合せください。

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