【ツアー紹介】★申込受付終了しました★4/17発 スペイン南部 バードウォッチング 12日間
新ルート アフリカからの春の渡りもたけなわの南スペインで地中海性の鳥を
ツアー概要
イベリア半島はヨーロッパでも有数の鳥の種類数の多い場所です。環境の多様性が非常に高いためで、2千m級のピークが連なるカンタブリカ山脈、大西洋植生から地中海植生へと移行する森林、広大なステップ台地や農地、湿地、地中海性の叢林や岩場など、さまざまな環境が隣り合わせに存在し、それぞれに違った鳥たちが住んでいるからです。このツアーはイベリア半島の南半分に広がる地中海性の地域を訪れて、スペインの南半分の鳥を広範囲に見ようという企画です。エストレマデューラは標高500m内外の内陸平原に広がる乾燥した地域です。主に畑地や放牧地として利用されていますが、大型のノガンと、小型のヒメノガンの西ヨーロッパ最後の生息地となっています。大きな目のイシチドリや、中央尾羽が長く伸びたシロハラサケイやクロハラサケイも住んでおり、四季を通じてスペイン有数の鳥の多い場所として知られています。ドニャーナ国立公園は、大西洋のカディス湾に面した広大な保護区です。グアダルキビル川河口西部の大湿地帯が、水鳥を主にした野生動物の楽園となっています。ウスユキガモやカオジロオタテガモ、ハシボソカモメやアカハシカモメなど地中海性の水鳥を主に探します。4月の南スペインは春の渡りの最盛期です。ジブラルタル海峡に面したタリファの周辺は、アフリカ大陸から海峡を越えて渡ってくる猛禽類の着地点。ハチクイ類や小鳥類など小型の鳥もたくさん渡っていて、海岸湿地や丘陵地の林、塩田やオリーブ畑など、アンダルシアの太陽のもとで探します。日比彰(当社スタッフ)
■出現が予想される鳥たち
カンムリサギ、ナベコウ、ブロンズトキ、ウスユキガモ、カオジロオタテガモ、クロハゲワシ、エジプトハゲワシ、アカトビ、ニシカタシロワシ、ノガン、ヒメノガン、イシチドリ、シロハラサケイ、マダラカンムリカッコウ、イベリアアオゲラ、イベリアオナガ、オタテヤブコマドリ、クロサバクヒタキ、ヨーロッパノビタキ、オナガムシクイ、タンシキバシリ、スペインスズメ、等。
国名 | スペイン |
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旅行期間 | 2016年4月17日(日)~4月28日(木) |
旅行代金 | 579,000円(東京発着) 大阪空港発着も設定があります。 |
1人部屋追加料金 | 40,000円 |
同行講師 | 園部浩一郎(専任講師) |
最少催行人員 | 7人 |
食事 | 朝食9回・昼食9回・夕食9回 ※昼食は原則としてボックスランチになります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
参加人数が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて539,000円(東京)とさせていただきます。 | |
燃油サーチャージ(合計約23,000円:2015年10月5日現在)が別途必要です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 夜、東京発(飛行機)→中東の中継空港へ。 【機内泊】 |
2 | 早朝、(飛行機)→飛行機を乗り継いで、午後、(飛行機)→マドリッド着。(バス)→すぐに西のモンフラグエ国立公園に移動します。夕方、(バス)→トレホン・エル・ルビオ着。 【トレホン・エル・ルビオ泊】 |
3 | 終日、(バス)→モンフラグエ国立公園の乾燥した岩陵地でバードウォッチング。ニシカタシロワシやボネリークマタカなど数多くの猛禽類やナベコウ、小鳥類などを観察します。 【トレホン・エル・ルビオ泊】 |
4 | 朝、モンフラグエ国立公園発(バス)→エストレマデューラの平原でバードウォッチング。ノガンやヒメノガン、シロハラサケイやイシチドリなどを探します。夕方、(バス)→ラセレナ着。 【ラセレナ泊】 |
5 | 朝、ラセレナ発(バス)→一路南下してドニャーナ国立公園へ。鳥を観察しながら移動します。午後、世界遺産のドニャーナ国立公園のエル・ロシオ周辺でヨーロッパフラミンゴなどの水鳥を観察します。 【ドニャーナ泊】 |
6 | 終日、(バス)→ドニャーナ国立公園でバードウォッチング。ウスユキガモやカオジロオタテガモ、ハシボソカモメやアカハシカモメ、渡り途中のシギチドリ類などを観察します。 【ドニャーナ泊】 |
7 | 朝、ドニャーナ発(バス)→稀少種のホオアカトキやオタテヤブコマドリなどを探しながらジブラルタル海峡に移動します。タカが渡ってゆくのも早々に見られるでしょう。夕方、(バス)→ザハラ着。 【ザハラ泊】 |
8 | 終日、(バス)→ジブラルタル海峡周辺の各所でバードウォッチング。ヒメクマタカなど渡り途中の猛禽類からカオグロサバクヒタキ、ボネリームシクイなどの小鳥まで、とても鳥の多い地域です。 【ザハラ泊】 |
9 | 午前、(バス)→渡り鳥の観察を中心にバードウォッチング。午後、(バス)→北東に向けて鳥を観察しながら移動し、夕方、(バス)→ナヴァス・デ・トロサ着。 【ナヴァス・デ・トロサ泊】 |
10 | 朝、ナヴァス・デ・トロサ発(バス)→モレナ山地やラマンチャの平原で鳥を観察しながら移動し、夕方、(バス)→ラマンチャ着。 【ラマンチャ泊】 |
11 | 朝、ラマンチャ発(バス)→ノガンやシロハラサケイを見ながらマドリッドへ。午後、マドリッド発(飛行機)→中継空港へ。深夜、(飛行機)→中継空港で飛行機を乗り継ぎ、日本へ。 【機内泊】 |
12 | 夕方、(飛行機)→東京着。解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:不要。
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- パスポート残存期間:スペイン出国時3ヵ月以上/空白の査証欄が1ページ以上。
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- ツアーリーダー:講師が兼任します。現地バードガイドが同行します。
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- 日本発着利用航空会社:エミレーツ航空、カタール航空、またはエールフランス航空。
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- 4月27日発の「スペイン北部バードウォッチング」へ連続して参加が可能です。料金はお問い合せください。