【ツアー紹介】★申込み受付終了しました。★催行決定! 5/18発 済州島 漢拏山麓 春のフラワーウォッチング 4日間
新企画 済州島のツアーは数あれど 漢拏山に登らずに漢拏山の自然を楽しむツアー
ツアー概要
韓国最大の島で、豊かな自然ゆえに2007年に「済州火山島と溶岩洞窟」として世界自然遺産に登録された済州島。ようやく花のツアーをつくりました。何年も前から準備をしていましたが、2015年の春、韓国の全南大学生物学科の任炯卓教授に出会ったことがきっかけとなり、実現しました。先生は、東京大学総合博物館の池田博教授と共同で、キジムシロ属の新種記載をされたこともある方で、日本語を話されます。フィールドでの過ごし方も、日本のスタイルに慣れています。ごく近い場所でも当社のツアーではやはり先生が重要。春のツアーは花の時期にぴったり合わせるのがむずかしいため、先生も時期の設定にだいぶ悩まれたようです。しかし、「済州島の自然を紹介したい」という先生の強い気持ちが確認できたので、「もし花が少なかったらいろいろなお話を聞かせてください」とお願いして、引き受けていただきました。ツツジ類の美しい時期に、済州島の固有種、韓国と済州島の固有種、日本との共通種、それぞれの違いを観察します。遠いところはなかなか出かけられないという方にも、なんとかご参加いただける4日間のコースです。その年の状況に応じた花をなるべくたくさん見られるように、可能な限りゆったり予定を組んでいます。じつは漢拏山は登山口から山頂まで標高差(約1,200m)があります。山頂まで車で行くことはできないので、山麓に観察地を絞り、参加しやすくしました。たくさんの皆様のご参加をお待ちしています。松本聡子(当社スタッフ)
■地理的条件から生まれた、済州島の豊かな植物相
済州島は島全体が楕円形の一つの火山(漢拏山1,950m)であり、なだらかな麓には大小368個に及ぶ寄生火山(オル厶)と160余りの溶岩洞窟が散らばっています。海岸には柱状節理や溶岩ドームなどさまざまな地質的景観があります。大陸と半島と列島の間で陸橋的な位置にあるので、暖帯に属しながら冬には寒風と大雪に見舞われます。それゆえに植物相はヒマラヤから中国を経て東進したもの、大陸から半島を経て下りてきた北方系のもの、カムチャッカから日本を経て西進したもの、暖流に乗って上がってきた南方系のもの等によって形成され、海岸から山頂まで暖帯、温帯、亜寒帯の植物の垂直分布も見られます。(ボタニカルガイド任炯卓氏)
国名 | 韓国 |
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旅行期間 | 2016年5月18日(水)~5月21日(土) |
旅行代金 | 239,000円(東京発着) 大阪空港発着も設定があります。 |
1人部屋追加料金 | 26,000円 |
同行講師 | 松本聡子(当社スタッフ) |
最少催行人員 | 7人 |
食事 | 朝食3回・昼食3回・夕食3回 ※昼食は原則としてボックスランチになります。 |
催行状況 | 最新の催行状況はこちらをご覧ください |
参加人数が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて219,000円(東京)とさせていただきます。 | |
燃油サーチャージ(合計約1,000円:2015年10月5日現在)が別途必要です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。 |
スケジュール
日次 | スケジュール |
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1 | 午前、東京発(飛行機)→済州島へ向かいます。着後、(バス)→さっそく花を見に世界遺産の漢拏山の山麓に向かい、高山湿原周辺のツツジ類やサイシュウメギなど観察します。夕方、(バス)→ホテルへ。 【済州島泊】 |
2 | 終日、(バス)→漢拏山の落葉広葉樹林と寄生火山の噴火口周辺の植物を見ます。ナンザンスミレやコウライヤブウツギ、ランも探します。 【済州島泊】 |
3 | 終日、(バス)→溶岩原にできた常緑林と渓谷を歩きながら、オオヤマレンゲやタンナショウマなど観察します。 【済州島泊】 |
4 | 朝、(バス)→ヒトリシズカやアツバカンアオイを求めて出かけます。夜、済州島発(飛行機)→日本へ。東京着後、解散。 |
備考
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- 現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
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- ビザ:不要。
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- パスポート残存期間:韓国入国時3ヵ月以上。
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- ツアーリーダー:講師が兼任します。現地ボタニカルガイドが同行します。
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- 日本発着利用航空会社:大韓航空、または日本航空。