【ツアー紹介】実施決定 5/1発 新ルート コーカサス山脈 フラワーウォッチング 10日間

アジアとヨーロッパの境目 ダイナミックな山の景色と植物三昧

ツアー概要

このツアーでは、まずコーカサス山脈を目指します。瀟洒な首都のトビリシから広い谷の軍用道路を川沿いに行くと、スキー場のあるグダウリの手前で登りにかかります。ここは対岸の山並みがせまる場所でアルメニアやイランにも似た風景があります。標高を上げていくと、景色の変化に歓声が上がります。樹木がないので広々と雄大な眺めです。この峠地域にスノードロップの仲間、ガランツス・プラティフィルスが咲き乱れるのは4月の下旬から5月の初め、いわゆる雪解け直後なのですが、世界中どこでも雪どけの時期の予測は難しく、ここは幸運を祈るしかありません。それでもシラーなどほかの植物の群落に出会えるチャンスもあり、楽しみです。
峠を越えると国境に近い村、カズベギに到着します。カズベギからは標高5,000mを越えるカズベギ山の圧倒的な景色が見られます。間近に見える山ですが、間に雲が漂うさまを見ると、かなりの距離があることがわかります。近くには石灰岩質の急斜面が多く、バイモの仲間を探します。
後半は南西方向の小コーカサスに向かい、バクリアニの周辺で観察します。近くの火山高原といわれる場所ではほかのスノードロップ2種を観察予定。スノードロップの国といって過言ではないほど種類が多いのです。シャクヤクの仲間、パエオニア・カウカジカ、シャクナゲの仲間、ロドデンドロン・カウカジクムなど春から初夏に向かうコーカサスの花を、景色とおいしい食事とともにたっぷり楽しみます。松本聡子(当社スタッフ)

イリス・シビリカ

イリス・シビリカ

フリティラリア・コリナ

フリティラリア・コリナ

ムスカリ・パレンス

ムスカリ・パレンス

幹線道路脇で売る名物のパンを焼いている ほの甘くておいしい

幹線道路脇で売る名物のパンを焼いている ほの甘くておいしい

フリティラリア・ラティフォリア

フリティラリア・ラティフォリア

国名 ジョージア
旅行期間 2017年5月1日(月)~5月10日(水)
旅行代金 453,000円(東京発着)
1人部屋追加料金 49,000円
同行講師 松本聡子(当社スタッフ)
最少催行人員 7人
食事 全食事付き(朝食7回・昼食7回・夕食7回)昼食は原則としてボックスランチになります。
催行状況 最新の催行状況はこちらをご覧ください
参加者が10人以上になった場合、旅行代金を割り引いて433,000円とさせていただきます。
カタール航空利用の場合、燃油サーチャージは不要(2016年11月15日現在)です。今後変更になる場合は旅行代金ご請求のさいにご案内いたします。
他空港発着の設定はありません。

スケジュール

日次 スケジュール
1 夜、東京発(飛行機)→中東またはヨーロッパの中継空港へ。【機内泊】
2 未明、(飛行機)→中継空港着。午後、(飛行機)→飛行機を乗り換えてトビリシへ。夜、(飛行機)→トビリシ着。(バス)→ホテルに向かいます。【トビリシ泊】
3 朝、トビリシ発(バス)→カズベギに向かう途中、アナヌリ周辺で最初のフラワーウォッチング。ランを観察したあと、ミネラルウォーターの採水地のスノ渓谷でムスカリやプリムラを観察し、夕方、(バス)→宿に到着します。【カズベギ泊】
4 終日、(バス)→周辺でフリティラリアやゲンチアナ、プリムラを観察予定。【カズベギ泊】
5 朝、カズベギ発(バス)→バクリアニに向かいます。途中、ジュワリ峠などでスノードロップの仲間やアネモネ、シクラメンなど観察します。夕方、(バス)→4連泊のバクリアニ着。【バクリアニ泊】
6 終日、(バス)→近郊の火山性高地を訪れて、特徴的な景色とともにムスカリに近縁なベレヴァリア、アネモネなど楽しみます。【バクリアニ泊】
7 終日、(バス)→アバツマニ方面でフラワーウォッチング。シャクヤクの仲間やシラー、オルキスを見るチャンスがあります。【バクリアニ泊】
8 終日、(バス)→四輪駆動車で峠に向かい、エンゴサクの仲間やシャクナゲの仲間、ランやメレンデラなど、春の花を見ます。【バクリアニ泊】
朝、バクリアニ発(バス)→ムツヘタ周辺の石灰岩地で最後のフラワーウォッチング。リヌムやジンチョウゲの仲間のほか、オフリスやオルキス、リモドルムなどのランを観察。飛行機の時間に合わせて空港に向かいます。時間次第で買い物も。深夜、トビリシ発(飛行機)→中継空港へ。【機内泊】
10 未明、(飛行機)→中継空港で飛行機を乗り換え日本へ。夜、(飛行機)→東京着。解散。

備考

現地及び航空会社等の都合によりスケジュールが変更になる場合がありますのでご了承ください。
ビザ:不要。
パスポート残存期間:ジョージア入国時6ヵ月以上。
ツアーリーダー:講師が兼任します。現地ボタニカルガイドが同行します。
日本発着利用航空会社:カタール航空、ターキッシュエアラインズ、日本航空、または全日本空輸。

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